深刻な財政危機に陥っているギリシャでは20日、前日に続き交通機関など公共部門を中心に大規模ストライキが続いています。
首都アテネでは前日の19日に一部デモ隊が暴徒に急変して警察に火炎瓶などを投げて、警察も催涙弾を発射するなど激烈に衝突しました。
翌日の20日にも午前から大規模デモが始まって垂れ幕とプラカードを入ったデモ隊が市内主要道路を埋めました。 まだこれという衝突はなかったがアテネ都心に位置した議会周辺では警察が鉄製バリケードを設置するなどものものしい警戒態勢を広げていて緊張した雰囲気です。
一方議会は年金支給額削減と公務員3万人を一時休職させて人件費を削減する内容等を含んだ緊縮案を承認するのかを置いて表決に入る予定です。
今回の緊縮案はEUヨーロッパ連合などが新しい融資条件で提示したことだからギリシャ政府は20日の表決で正式に承認を勝ち取るという方針です。
国民が反対しているなかで緊縮案が承認されれば前に国民の反発がより一層強まると憂慮されています。